ペロリームは、フェアリータイプでありながらネバネバネットを使える珍しい起点作成ポケモンです。
ネバネバネットで相手の素早さを下げ、あくびで交代を誘い、がむしゃらで削り、最後に裏のエースへつなぐ。数値だけを見ると地味ですが、やれることはかなり独特です。
この記事では、アシクリchの台本と検索上位記事の内容を踏まえ、ペロリームの起点作成型、技構成、努力値、立ち回り、対策まで整理します。
▶ 参考動画(アシクリch)
- ペロリームは、非むしタイプでネバネバネットを使える貴重なフェアリー枠
- かるわざ+おぼんのみで、耐えた後に上から起点作成を続けられる
- あくびで交代を誘い、ネバネバネットを踏ませる動きが強い
- みがわり+がむしゃらで、アーマーガアなどの受け先にも削りを入れられる
- 裏にはメガユキメノコ、ガブリアス、ドドゲザンなど、S操作の恩恵が大きいエースを置く
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ポケモン | ペロリーム |
| タイプ | フェアリー |
| 特性 | スイートベール / かるわざ |
| 弱点 | どく・はがね |
| 耐性 | かくとう・むし・あく |
| 無効 | ドラゴン |
| 種族値 | HP82 / 攻撃80 / 防御86 / 特攻85 / 特防75 / 素早さ72 |
検索上位記事でも、ペロリームの個性はネバネバネット、かるわざ、起点作成技の豊富さにあります。
単体で相手を倒し切るポケモンではありません。相手の素早さを下げ、あくびやがむしゃらで盤面を乱し、裏のエースが通る状態を作るサポート役です。
型のコンセプト
この型は、初手にペロリームを置き、ネバネバネット+あくび+かるわざで相手の行動を制限する起点作成型です。
おぼんのみを発動させることでかるわざが起動し、そこから上からあくび、みがわり、がむしゃらを押しやすくなります。台本でも、相手の攻撃を耐えておぼんのみが発動した後、ネバネバネットとあくびで主導権を握る動きが中心でした。
| 役割 | 内容 |
|---|---|
| 素早さ操作 | ネバネバネットで後続のエースを動かしやすくする |
| 流し | あくびで居座りを咎め、ネットを踏ませる |
| 削り | がむしゃらで高耐久ポケモンも一気に削る |
| 行動保証 | みがわりでとんぼがえりや変化技の一部をずらす |
| 退場 | ミストバーストで自主退場し、裏を安全に出す |
推奨調整
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 性格 | おくびょう / ずぶとい / おだやか |
| 特性 | かるわざ |
| 持ち物 | おぼんのみ |
| 努力値・SP配分 | HP252 / 素早さ調整 / 残り耐久 |
| 耐久目安 | メガゲンガー・メガゲッコウガのヘドロウェーブ耐えを意識 |
| 素早さ目安 | かるわざ発動後にメガゲッコウガ周辺を抜けるライン |
台本では、HPに厚く振り、特防にも少し回して、メガゲンガーやメガゲッコウガのヘドロウェーブを耐える調整が紹介されています。
素早さは全振りするよりも、かるわざ発動後に必要な相手を抜くラインまで伸ばし、残りを耐久へ回す考え方が実戦的です。ネバネバネットを撒ければ相手のスカーフ持ちも実質的に遅くできるため、過剰な素早さ振りは不要になりやすいです。
技構成
| 技 | 役割 | 解説 |
|---|---|---|
| ネバネバネット | 素早さ操作 | 後続エースを通すための最重要技。地面にいる相手の素早さを下げる |
| あくび | 流し・起点作成 | 交代を誘い、ネットを踏ませる。居座る相手は眠らせられる |
| がむしゃら | 削り | 低HPになった後、高耐久ポケモンを一気に削れる |
| みがわり | 行動保証 | とんぼがえり対策、HP調整、がむしゃら火力の補助に使える |
台本型では、ネバネバネットとあくびは確定級です。残り2枠は、がむしゃら+みがわり、がむしゃら+ミストバースト、みがわり+ミストバーストなどで個性が出ます。
特にみがわり+がむしゃらは、アーマーガアのとんぼがえりを逆手に取り、身代わりを残したまま次の相手へあくびやがむしゃらを押せる場面があります。
選択技
| 技 | 採用理由 | 入れ替え候補 |
|---|---|---|
| ミストバースト | 自主退場しながら裏のエースを安全に出す | みがわり |
| マジカルシャイン | 最低限のフェアリー打点を持つ | がむしゃら |
| アンコール | 積み技や回復技を縛る | みがわり |
| コットンガード | 物理方面に厚くする | がむしゃら |
| はらだいこ | かるわざエース運用へ寄せる | 起点作成型とは別型 |
検索上位では、はらだいこ+かるわざのアタッカー型にも触れられています。ただし今回の記事では、台本に合わせて起点作成型を中心に扱います。
立ち回りのポイント
相手が起点作成や交代をしそうならネバネバネット、目の前の火力が高いならあくびから入ります。ブリジュラスのような相手には、まずあくびで行動を制限する判断も有効です。
攻撃を耐えておぼんのみが発動すると、かるわざで素早さが2倍になります。ここから上からあくび、みがわり、がむしゃらを押せるようになります。
アーマーガアのとんぼがえりや、眠りを嫌う交代に合わせてみがわりを置きます。HPが減った後はがむしゃらで、裏のエースの攻撃圏内に入れます。
ネバネバネットとあくびで盤面を整えたら、メガユキメノコ、ガブリアス、ドドゲザンなどのエースへつなぎます。ペロリームの仕事は、倒すことではなく勝ち筋を渡すことです。
実戦で強かった動き
| 場面 | 動き | ポイント |
|---|---|---|
| ヒスイダイケンキ対面 | ネバネバネットから展開 | 相手の起点作成とこちらの起点作成をぶつけ、後続の素早さ優位を作る |
| アーマーガア後投げ | みがわりでとんぼがえりをずらす | 身代わりが残れば、次の相手に上からあくびを押せる |
| メガフラエッテ対面 | ムーンフォースを耐えておぼん+かるわざ | 次ターンにネットを撒き、ガブリアスを通しやすくする |
| ドドゲザン後投げ | あくびで流す | 無理にがむしゃらを押さず、裏へつなぐ判断が安定 |
| メガガルーラ対面 | あくび連打で行動制限 | ねこだまし込みでも耐える想定なら、裏のメガユキメノコへつなげる |
| ブリジュラス対面 | あくび→ネット→がむしゃら | ステロ展開を許しても、眠りと削りでエースの起点を作る |
相性の良い味方
| 味方 | 役割 | 相性が良い理由 |
|---|---|---|
| メガユキメノコ | 高速メガ・壁展開 | ネット下で上からオーロラベールやふぶきを押しやすい |
| ガブリアス | 積みエース | ネットで同速・スカーフ対面を緩和し、つるぎのまいやスケイルショットを通しやすい |
| ドドゲザン | 終盤エース | ネット下なら中速帯を抜きやすくなり、積み展開と相性が良い |
| メガリザードンY | 中速特殊エース | 本来抜かれる相手をネットで遅くし、上から高火力を押し付けやすい |
| ステルスロック要員 | 削り補助 | あくびで交代を誘うため、定数ダメージと相性が良い |
サンプル構築の考え方
| 枠 | 候補 | 役割 |
|---|---|---|
| 起点作成 | ペロリーム | ネバネバネット、あくび、がむしゃらで盤面を整える |
| 壁展開 | メガユキメノコ | オーロラベールで後続の積みを補助 |
| 物理エース | ガブリアス | ネット下で上を取り、つるぎのまいやスケイルショットで詰める |
| 終盤エース | ドドゲザン | あくび・ネットで作った隙に積む |
| 特殊エース | メガリザードンY | 中速の弱点をネットで補い、高火力を通す |
ペロリームは「自分で倒す」ポケモンではありません。ネバネバネットで素早さ関係を壊し、あくびで交代を誘い、がむしゃらで削って、裏のエースに勝ち筋を渡すポケモンです。
テラスタル候補
| テラスタル | 役割 | 評価 |
|---|---|---|
| フェアリー | タイプ一致打点を維持 | 攻撃技を採用する場合の無難択 |
| はがね | 毒・鋼弱点をずらす | 耐性変更として有力 |
| みず | 鋼・炎方面を受けやすくする | 汎用耐性変更 |
| ゴースト | ねこだまし・しんそく回避 | ピンポイントだが起点作成と噛み合う |
基本的には、ペロリームにテラスタルを切るより裏のエースへ残したいです。ただし、どうしても初手の行動保証を増やしたい構築なら、はがねやゴーストで弱点・先制技をずらす選択肢もあります。
ペロリーム対策
| 対策 | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 飛行・ふゆうポケモン | アーマーガア / サザンドラ / ロトム系 | ネバネバネットの素早さ低下を受けない |
| 高速ちょうはつ | メガゲンガーなど | ネット・あくび・みがわりを止められる |
| 音技 | ハイパーボイスなど | みがわりを貫通して削れる |
| 鋼・毒の高火力 | ブリジュラス / メガゲンガー / ドドゲザン | 弱点を突いて早めに処理できる |
| 眠り無効・状態異常対策 | ラムのみ / みがわり / フィールド | あくび展開を止めやすい |
ネバネバネットは、ひこうタイプやふゆう持ちには効きません。スカーフサザンドラ、ロトム系、アーマーガアのような相手が多い構築では、ネットだけで素早さ管理をしたつもりになると崩されます。
よくある質問
- ペロリームはなぜネバネバネット役として強い?
- 虫タイプではないフェアリー枠でネバネバネットを使えるため、ドラゴン無効やあく耐性を持ちながら起点作成できます。かるわざで行動回数を増やせる点も強みです。
- 特性はスイートベールとかるわざのどちらが良い?
- 起点作成型ではかるわざが扱いやすいです。おぼんのみ発動後に上からあくびやがむしゃらを押せます。あくびループや眠り対策を重く見るならスイートベールも候補です。
- みがわりは必要ですか?
- 優先度は高いです。アーマーガアのとんぼがえりをずらしたり、HPを減らしてがむしゃらの削りを強くしたりできます。技スペースは厳しいですが、台本でも強さが出ていました。
- ペロリーム対策は何が有効?
- ひこう・ふゆうでネットを踏まないポケモン、高速ちょうはつ、音技、鋼・毒の高火力が有効です。あくび対策としてラムのみやみがわりも有効です。
まとめ
ペロリームは、フェアリータイプでネバネバネットを使える唯一性と、かるわざによる行動回数の多さが魅力の起点作成ポケモンです。
ネバネバネットを撒くだけでなく、あくびで交代を誘い、みがわりで行動保証を作り、がむしゃらで裏の圏内に入れる動きが強力です。
単体性能で押し切るポケモンではありませんが、メガユキメノコ、ガブリアス、ドドゲザン、メガリザードンYのようなエースと組ませると、相手の素早さ関係を壊して一気に勝ち筋を作れます。

