ネットを撒いて殴れるオニシズクモの実戦運用

オニシズクモ育成論|ポケモンチャンピオンズ

オニシズクモ育成論でまず押さえたいのは、ただの起点作成役ではなく、ねばねばネットを撒きながら自分でも殴れる点です。

特性すいほうにより水技の火力が大きく伸び、さらに炎技を半減し、やけどにもなりません。物理水打点を押し付けながら、ねばねばネットで相手全体の素早さを下げられるため、後続のメガゲンガーやガブリアス、その他の中速エースを通しやすくなります。

この記事では、くろこ氏の台本で紹介されたねばねばネット+アクアブレイクの実戦運用を軸に、検索上位で重視されているミラーコート、オボンのみ、しんぴのしずく、カバルドン抜きS調整、対策までまとめて解説します。

▶ 参考動画(くろこ)

この記事でわかること(結論)
  • オニシズクモはネット展開役:ねばねばネットで相手の素早さを下げ、後続エースを通しやすくする。
  • すいほうが強力:水技強化、炎技半減、やけど無効を同時に持つため、見た目以上に対面性能が高い。
  • アクアブレイクの圧力が高い:物理水打点として押し付けやすく、メガミミロップのような高速枠にも負担をかけられる。
  • ミラーコートで特殊にも切り返せる:高い特防を活かし、特殊アタッカーを強引に処理できる。
  • 飛行・浮いている相手には注意:ねばねばネットを踏まない相手には、裏の崩し役で対応する。

オニシズクモの基本スペック

項目内容
タイプみず / むし
特性すいほう / ちょすい
推奨特性すいほう
弱点でんき・ひこう・いわ
耐性みず・こおり・かくとう・じめん・はがね
種族値HP68 / 攻撃70 / 防御92 / 特攻50 / 特防132 / 素早さ42
主な役割ねばねばネット展開、対面削り、特殊アタッカーへの切り返し、炎受け

種族値だけを見ると攻撃70は控えめですが、すいほうで水技火力が伸びるため、アクアブレイクの実戦火力はかなり高くなります。さらに特防132があるため、特殊技を一発受けてミラーコートで返す動きも狙えます。

型のコンセプト

この型の目的は、初手からねばねばネットを撒き、相手の高速展開を崩すことです。

ポケモンチャンピオンズでは、メガミミロップ、メガゲンガー、メガマフォクシー、スカーフ持ちのイダイトウなど、素早さを武器にするポケモンが多くいます。ねばねばネットを撒くと、それらの上取り性能を落とせるため、後続のガブリアスやメガゲンガーが動きやすくなります。

単にネットを撒くだけなら他のポケモンでもできますが、オニシズクモはすいほうアクアブレイクで目の前にも強い負担をかけられるのが差別化点です。相手が「ネットを止めるために殴る」選択をしても、思った以上に削られるのが厄介です。

おすすめ調整

項目内容
性格いじっぱり / わんぱく / しんちょう
努力値HP252 / 攻撃252 / 防御4、または HP252 / 攻撃調整 / 素早さ調整
持ち物しんぴのしずく / オボンのみ / きあいのタスキ / メンタルハーブ
特性すいほう
テラスタルみず / むし / じめん / はがね

火力を重視するなら、いじっぱりHAベースが扱いやすいです。アクアブレイクの圧力が上がり、ねばねばネットを撒いた後も置物になりにくくなります。

カバルドンを強く意識するなら、素早さに少し振って無振りカバルドンを抜く調整も候補です。上からアクアブレイクを押せると、ステルスロックやあくび展開を許す前に大きく削れます。

持ち物の選び方

持ち物役割
しんぴのしずくアクアブレイクの火力をさらに伸ばす。攻撃的に使うなら優先度が高い。
オボンのみ行動回数を増やし、ネット+攻撃+ミラーコートのような複数行動を狙いやすい。
きあいのタスキ初手で確実にネットを撒きたい場合の保険。連続技や砂には注意。
メンタルハーブちょうはつ対策。起点作成役としての安定感を上げる。

技構成

優先度解説
ねばねばネット確定級相手の地面にいるポケモンの素早さを下げる設置技。後続エースの通しやすさが大きく変わる。
アクアブレイク確定級すいほうで強化される主力水打点。防御ダウンの追加効果も優秀。
ミラーコート優先高い特防を活かした特殊アタッカーへの切り返し。読まれにくい一撃処理が狙える。
きゅうけつ候補虫打点と回復を兼ねる。草・悪・エスパー方面への打点にもなる。
とびかかる候補相手の攻撃を下げながら削れる。物理相手へのサポート性能が高い。
こわいかお候補台本で触れられた対面S操作。ネットを踏まない相手や目の前の相手を直接遅くできる。
こごえるかぜ候補素早さ操作を重ねたい場合に便利。特殊技なので火力目的ではなく補助目的。
がむしゃら候補HPが削れた状態で固定削りを狙える。タスキ型と相性が良い。

立ち回りのポイント

Step1

初手に出し、相手が高速アタッカーやスカーフ持ちを通してくる構築かを確認します。ネットが刺さる相手なら積極的に展開します。

Step2

メガミミロップやカバルドンのように目の前で削れる相手には、いきなりアクアブレイクから入る選択もあります。相手の行動を見てネットと攻撃を選びます。

Step3

ねばねばネットを撒いたら、後続のメガゲンガーやガブリアスが上を取りやすくなります。オニシズクモを温存するより、盤面作りを優先します。

Step4

特殊アタッカーが攻撃してくる場面では、ミラーコートで切り返します。高い特防を活かせるため、相手の想定を崩しやすいです。

Step5

ネットを踏まない飛行・浮いている相手には、無理に居座らず裏の崩し役へつなぎます。ネットが効く相手を残すことが勝ち筋になります。

相性の良い味方

味方相性の理由
メガゲンガーネット後に上からシャドーボールやヘドロウェーブを通しやすい。台本でも詰め役として機能。
ガブリアスネット後に中速・高速相手へ上を取りやすくなり、じしんの一貫を作りやすい。
ブラッキー雨構築や特殊相手へのクッションになり、あくびやまもるでターン管理ができる。
積みエース相手の素早さを下げた後に、りゅうのまい・わるだくみ・ビルドアップを通しやすい。

苦手な相手と対策

  • 飛行タイプ・浮いているポケモン:ねばねばネットを踏まないため、別のS操作や裏の打点が必要。
  • 高速電気アタッカー:弱点を突かれやすい。地面タイプや特殊受けを裏に置く。
  • 岩技持ち:オニシズクモの弱点を突けるため、耐久を過信しない。
  • ちょうはつ持ち:ネット展開を止められる。メンタルハーブや初手攻撃でケア。
  • 高速スピン・除去技:撒いたネットを消されると後続の勝ち筋が落ちる。

オニシズクモ対策

オニシズクモを対策するなら、ねばねばネットを撒かせない、または撒かれても機能しにくい構築にすることが重要です。

  • 飛行・浮いているポケモンを採用する:ネットの影響を受けずに動ける。
  • ちょうはつで止める:初手のねばねばネットを封じる。
  • 電気・岩・飛行打点で早めに削る:行動回数を与えない。
  • 特殊技を安易に撃たない:ミラーコートで返されるリスクがある。
  • 除去技を用意する:ネットを消せると後続エースの圧力を下げられる。

よくある質問

オニシズクモの特性はすいほうでいい?
基本はすいほうがおすすめです。水技火力強化、炎技半減、やけど無効がすべて強く、アクアブレイクの圧力と耐性面を同時に伸ばせます。
ねばねばネットは誰に効かない?
飛行タイプや浮いているポケモンには基本的に効きません。相手に浮いているポケモンが多い場合は、こわいかおや裏の高速打点で補う必要があります。
持ち物はしんぴのしずくとオボンのみどちら?
火力重視ならしんぴのしずく、行動回数を重視するならオボンのみです。ネットを撒いた後も殴りたいならしんぴのしずく、安定展開ならオボンのみが扱いやすいです。
オニシズクモ対策で注意することは?
特殊技を安易に撃つとミラーコートで返される点に注意です。ちょうはつ、電気・岩・飛行打点、ネットを踏まないポケモンで早めに処理しましょう。

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まとめ

オニシズクモは、ねばねばネットを撒くだけのサポート役ではありません。すいほうによる高火力アクアブレイク、高い特殊耐久からのミラーコート、炎耐性とやけど無効まで持つ、かなり器用な起点作成ポケモンです。

高速アタッカーやスカーフ持ちが多い環境では、ねばねばネットの価値が上がります。後続にメガゲンガーやガブリアスのような制圧役を置き、ネットで相手の素早さを奪ってから一気に詰める動きが強力です。