ポケモンチャンピオンズがリリースされ、過去作のプレイヤーも一度はやらかしたはず。今回は、ポケモンソルジャーのA0氏・井氏が実際に体験した「チャンピオンズあるある」を厳選して解説します。
- 第8・9世代(SV・剣盾)から移行してきたプレイヤー:テラスタル・ダイマックスの感覚が抜けない
- 第6・7世代経験者でブランクがある方:メガ前特性・メガストーン仕様を忘れている
- ポケモンホームからチームを持ち込んだ方:能力ポイント未設定のまま対戦している可能性あり
「自分だけじゃなかった!」という共感と、「これは気をつけよう」という実戦への教訓として、ぜひ最後まで読んでみてください。
▶ 参考動画(ポケモンソルジャー)
- 第6・7世代の仕様と第8・9世代の仕様が混在することで生まれる「思い込みミス」が続出
- メガ進化特有のトラブル(メガストーン・特性・タイプ変化)は上級者でも引っかかる
- 能力ポイント・選出・ボックスなど、UI周りの仕様変更にも要注意
- 慣れれば解決するものと、ゲーム側に改善を求めたいものの両方がある
あるある① メガ進化前の特性を忘れる
「威嚇」「精神力」「キモいきもち」などの特性は、第8・9世代では使われないポケモンが多かったため、記憶の外に追いやられがちです。チャンピオンズでは第6・7世代の仕様が完全復活しているため、過去作プレイヤーほど落とし穴にハマります。
- 特に注意:メガルカリオ(メガ前:精神力)、メガミロップ(メガ前:いかく)、メガガルーラ(メガ前:きもったま)
- 対策:「相手のメガ前の特性」を必ず確認する癖をつける。選出画面のYボタンで特性欄を確認しておく。
あるある② メガストーンがボックス移動で引き継がれる
チャンピオンズでは、バトルチームのポケモンをYボタンでボックスのポケモンと入れ替えると、ポケモンだけが入れ替わってメガストーンがそのまま残るという仕様があります。メガストーンは見た目だけでは何のナイトか判別しにくいため、「メガ進化できない!」という事故が続出しています。
- 防止策:チーム変更をした際は、メガ進化させたいポケモンの持ち物欄を1回必ず開く。チームから一旦外してから再登録するルーティンも有効。
あるある③ ポルターガイストが持ち物なしに不発
ギルガルドのメインウェポン「ポルターガイスト」は、相手の持ち物がない場合に不発(失敗)になります。過去作ではほぼ使われていなかった技のため、この仕様を知らないまま対戦に臨んでいるプレイヤーも多いです。
- 注意する場面:マスカーニャが畑でアイテムを消費したあとのギルガルド、または相手がトリックでアイテムを渡した後
- 逆手に取る:「お盆のみ」など、消費タイミングのあるアイテムをギルガルドにぶつける相手のポケモンに持たせることで、ポルターガイストを封じつつ受けやすくするプレイも存在する。
- 警戒点:シャドウボールとの択になっている。お盆ケアの剣の舞バレットパンチも要注意。
あるある④ 新メガ進化の特性・タイプ変化を忘れる
チャンピオンズで新たに実装されたメガ進化ポケモンの特性・タイプを、つい過去の感覚で読んでしまうミスが頻発しています。
- メガマフォクシー:「冬(フユウ)」で地面技が無効になるため、ガブリアス対面で地震を打ってしまう人が続出。「これ読んでますよってボタンが欲しい」とA0氏も苦笑。
- メガピクシー:「マジックミラー」で変化技が跳ね返るため、カバルドンのステロや波乗りが無効化される。しかも飛行タイプが加わるため地面耐性も変わる。
- 対策:新規メガ進化ポケモンを使う前に、メガ後の特性・タイプを必ずゲーム内図鑑で確認すること。
あるある⑤ 存在しないアイテム・技を考え続ける
スカーフ、タスキなどのメジャーな持ち物は存在しますが、「ふうせん」「アンコール(一部ポケモン)」「テラバースト」など、チャンピオンズに存在しない技・アイテムを無意識に考え続けてしまうケースが多いです。
- チャンピオンズに存在しない主なもの:ふうせん、テラバースト、ダイマックス技、Z技、ラスターカノン(一部環境外)
- 対策:構築を考える際は、ゲーム内の道具・技一覧から逆引きする癖をつける。
あるある⑥ 能力ポイント「2振り追加」を忘れる
チャンピオンズでは、SVまでの努力値252上限(4で1上昇)から、能力ポイント制(最大252点で1ポイント≒8努力値)に変更され、さらに各ステータスに最大ポイント+2追加できるようになっています。
- よくある事故:ホームから連れてきたポケモンをそのまま使おうとして、「2振り追加」をし忘れる。
- 素早さのズレ:「無振りで抜けるはずなのに抜けない」は相手がこっそり2振りしているケース。
- テキスト表記の混乱:調整を書き留める際に「252」と書いてから「あ、違う32だ」と書き直す人が続出(A0氏も苦笑)。
- 最大振り(32pt)≒ 旧252振り相当
- 2振り追加(+2pt)≒ 旧16振り相当
- 全ステータスに+2振りすると最大6ポイント増加
- どんな配分でも「×8−4」で旧努力値に換算できる(例: 10pt = 76振り相当)
【素早さ調整の実例】
素早さに+2ptを追加することで、「準速アシレーヌ(S種族値67)」や「準速ブラッキー(S種族値65)」を抜ける微調整が可能になります。「無振りで十分抜けるはずが抜けない」という現象は、相手が素早さに+2pt入れているパターンが大半です。外部の努力値計算ツール(Yaakun等)と組み合わせて活用しましょう。
あるある⑦ 選出画面でAボタンを2回押す
過去作(SV等)では、選出画面でポケモンを選ぶ際に「選択→確定」の2ステップが必要でした。しかしチャンピオンズでは1回押すだけで選出確定になっています。
- 慣れれば最強:1回押しで確定するため、素早くA↓・A↓・A だけで選出が完了する。
- 注意点:慣れるまでは誤選出に注意。選出確認画面が即反映されるため焦らず確認を。
あるある⑧ テラスタルの名残で「ドヒドイデ対面が怖い」
SVまでの4年間、「テラスタルで耐性が変わる」という前提の読み合いを経験してきたため、チャンピオンズでもついそのメンタルモデルが抜けきらないケースがあります。
- よくある思考:「ドヒドイデ対面に格闘技を打ったら、ノーマルテラスで一致半減されるかも」→ チャンピオンズにテラスタルは存在しないため、ドヒドイデには普通に格闘技が通る。
- 他にも:「ラストにリキキリン残して勝てるか?相手がノーマルテラスを…」→ ない。安心して戦える。
- 慣れのポイント:「テラスタル」「ダイマックス」「Z技」の三大強化システムが全て存在しないため、純粋なタイプ相性・実数値・ランク補正だけで考えてOK。
Week 2以降で増えた「新メガあるある」3選
レギュM-AのWeek 2以降、環境に新しいメガ進化ポケモンが増えたことで、さらに新しい落とし穴が生まれています。
+α① メガフラエッテの「フェアリーオーラ」は味方全体に効く
メガフラエッテの特性「フェアリーオーラ」は、場に出ているだけで自分だけでなく味方のフェアリー技も1.33倍になります。「自分の火力が上がる特性」と勘違いして、パーティ全体の火力設計を過小評価するケースが増えています。
- 環境例:ミミッキュのかげうち・シャドークローが相手視点で「なぜかいつもより痛い」と感じた場合、裏にメガフラエッテがいる可能性が高い。
- 対策:相手の選出にフラエッテ+ミミッキュ・サーナイトなど複数のフェアリー枠が見えたら、オーラの補正を必ず計算に入れること。
+α② 新メガ特性の読み違え(ノーガード・スカイスキン等)
チャンピオンズで新たに実装されたメガ進化の特性が、過去作の感覚と大きく異なるケースが続出しています。
- メガルチャブル(ノーガード):相手の命中不安技(ストーンエッジ等)も必中になることを忘れ、「まあ当たらないだろう」と高を括ってやられるケース。
- メガエアームド(スカイスキン):ノーマル技が飛行タイプに変化するため、「ドリルくちばし」相当の技が飛んでくるイメージを持てていないプレイヤーが多い。
- 対策:新規メガポケモンは必ず図鑑で「メガ後の特性」を確認してから対戦に臨むこと。
+α③ 「さむいギャグ」や天候技の上書きタイミングを過去作感覚で誤る
ガラルヤドキングの「さむいギャグ」(天候を雪にしつつ交代)や、ペリッパーの「あめふらし」など、天候を絡めた立ち回りで過去作の感覚のままプレイしてしまうミスが増えています。
- よくあるミス:「こうごうせい」で晴れを前提にHPを回復しようとしたところ、相手のガラルヤドキングが「さむいギャグ」で雪に上書きして回復量が半減した。
- 逆手に取る:「さむいギャグ」は「まもる」も貫通して交代できるため、相手の守るによるターン稼ぎを無効化できる。対策として「ちょうはつ」が有効。
- 参考:【ガラルヤドキング育成論】さむいギャグの守る貫通とサイクル戦術を徹底解説
まとめ:慣れで解決するものと、仕様改善が必要なもの
今回紹介した8つのあるある+3つの新メガあるあるは、大きく2種類に分けられます。
- 慣れで解決するもの:選出画面の1回押し、テラスタルへの恐怖、能力ポイント表記、技の有無確認
- 仕様の改善が求められるもの:メガストーンのポケモン入れ替え時の引き継ぎ問題、ボックスのUI改善
チーム登録前の確認チェックリスト
このあるあるをチェックリスト化して、チーム登録前に確認する習慣をつけましょう。
- ☐ メガ進化させるポケモンのメガストーンが正しく持たれているか(ボックス入れ替え後は必ず確認)
- ☐ 相手パーティを見て「メガ前の特性」を確認したか(精神力・いかく・きもったま等)
- ☐ 全ポケモンに能力ポイント「+2pt」の追加振りをしたか(特にホーム連れ込み個体)
- ☐ ポルターガイスト採用のギルガルドがいる場合、相手に「持ち物なし」のポケモンがいないか確認
- ☐ 新メガポケモン(フラエッテ・ルチャブル等)の特性・タイプ変化を図鑑で再確認したか
環境もUI仕様も今後アップデートが続くと予想されます。常に最新情報をチェックして、落とし穴なく楽しいポケモンバトルを続けていきましょう!

