今回は、チャンネル登録者数102万人を誇るトップ実況者、ライバロリ氏が「新メガなのに誰にも期待されていない」と語りつつも、真剣に考察を重ねた「かたやぶりメガエンブオー」の育成論を解説します。
メガニウムの「メガソーラー」やメガオーダイルの「ドラゴンスキン」といった専用特性をもらう同期を横目に、既存特性の「かたやぶり」を与えられてネタにされがちなメガエンブオー。しかし、環境に刺さるメタ要素と、特防種族値の劇的な上昇(65→110)を活かした独自の強みを持っています。
▶ 参考動画(ライバロリ)
- 特性「かたやぶり」により、ミミッキュやカイリューの強力な防御特性を無効化
- 「かたやぶり+ふいうち」で、削り残した環境トップを確実にスイープ
- 特攻種族値110から放たれる「くさむすび」で、物理受けカバルドンを粉砕
- メガ進化による特防(D)の大幅アップを活かした、対特殊アタッカー性能
メガエンブオーの採用理由と強み
① 現環境に刺さる「かたやぶり」
ライバロリ氏が挙げた、メガエンブオーの特性「かたやぶり」が活きる主な仮想敵は以下の通りです。
- ミミッキュ:「ばけのかわ」を貫通してダメージを与えられる。
- ブリジュラス:攻撃しても「じきゅうりょく」を発動させない。
- メガカイリュー:「マルチスケール」を無視して高火力を叩き込める。
② 両刀アタッカーとしての崩し性能
メガエンブオーは特攻種族値も110と高水準です。物理受けとして出てきやすいカバルドンに対し、役割破壊の「くさむすび」を搭載することで、相手のサイクルを崩壊させることができます。
テラスタルの選択肢
メガシンカ枠でありながら両刀の柔軟性を持つため、テラスタルとの相性も良好です。
- かくとう / ほのお:タイプ一致技(インファイトやフレアドライブ)の火力を極限まで引き上げ、受けを許さないスイーパーとして運用します。
- くさ:「くさむすび」の威力を底上げし、カバルドンや水タイプへの役割破壊をより確実なものにします。
おすすめ育成論(ライバロリ氏調整)
技構成
| 技名 | タイプ | 分類 | 威力 | 解説 |
|---|---|---|---|---|
| インファイト | かくとう | 物理 | 120 | メインウェポン。高火力のタイプ一致打点。 |
| ふいうち | あく | 物理 | 70 | 必須の先制技。かたやぶりとのシナジーが凶悪で、マルスケやばけのかわを無視して縛れる。 |
| かみなりパンチ | でんき | 物理 | 75 | 環境に多いアシレーヌやギャラドスへのピンポイント打点。 |
| くさむすび | くさ | 特殊 | – | 特攻110を活かした役割破壊技。カバルドンなどの重量級物理受けに刺さる。 |
- フレアドライブ:炎タイプの高火力一致技。反動は痛いですが、インファイトと合わせて圧倒的な火力を誇ります。
- じしん / じならし:炎・格闘が通らない相手への優秀なサブウェポン。
- ワイルドボルト:かみなりパンチより火力を出したい場合の選択肢。
- ヘビーボンバー:フェアリータイプへの強力な打点として機能します。
性格・努力値・持ち物
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 性格 | ゆうかん(攻撃↑ 素早さ↓)または いじっぱり など(調整による) |
| 努力値(実数値目安) | 【基本ベース】H252 A252 D4 など。 【調整例】A200 S56 残り耐久:素早さ実数値91前後(大半のアシレーヌ抜き)に設定し、防御はカバルドンの「じしん+砂ダメージ」を確定耐えするラインまで振ります。 【メガ後実数値の目安】HP190前後、攻撃170〜180、防御80〜90、特攻140前後、特防130前後、素早さ70〜95 ※個体値は攻撃・特攻・素早さ31(V)を推奨。耐久調整に合わせてHPや防御もV推奨です。 |
| 持ち物 | エンブオーナイト |
| 特性 | もうか 等 → かたやぶり(メガ進化後) |
「メガエンブオーはメガ進化することで特防が110まで上がるんですよ。だから環境にいる特殊型のメガカイリューのエアスラッシュとかも余裕で耐えて、かたやぶり『ふいうち』でマルチスケールを潰せるんです」
上位帯での立ち回り(実践解説)
「かたやぶり」を活かした終盤のスイーパー
メガエンブオーは素早さが低いため、自分から全抜きしていくよりも、味方(ホルードなど)で場を荒らした後の「スイーパー(掃除役)」として適しています。事前にステルスロックやどくびしを撒いておき、削れたカイリューやミミッキュを「かたやぶり+ふいうち」で確実に仕留めるのが理想的な立ち回りです。
味方との構築補完・サポートが必須
自分自身で素早さを上げる手段に乏しいため、ミミッキュのような「相手の攻撃を透かすクッション役」や、エンブオーが苦手とする水・飛行・エスパーの一貫を切れる味方(カバルドンなどの物理受け)と組み合わせることで真価を発揮します。
弱点・天敵と対策
| 天敵ポケモン | 理由と対策 |
|---|---|
| 物理高火力アタッカー | 特防はメガ進化で飛躍的に高くなりますが、防御種族値は低め(ベース75程度)です。ガブリアスやセグレイブなどの強力な物理技は非常に痛いため、引き先となる物理受けが必須です。 |
| 素早さが高いアタッカー | 素早さ調整をアシレーヌ抜き(実数値91)に留めている場合、高速アタッカーからは一方的に殴られやすい点に注意が必要です。「ふいうち」頼みになると読まれやすいため、メガシンカのタイミング管理が鍵となります。 |
| タイプ相性の多い弱点 | 水・地面・飛行・エスパー・フェアリーとメジャーな弱点が多いため、草・電気・岩などの相性補完に優れるポケモンと組ませましょう。 |
まとめ
ライバロリ氏は動画の最後で「僕にはメガエンブオーを救うことはできそうにありませんでした。誰かにお任せします」とこぼすほど苦戦していましたが、考案された【素早さ/耐久調整】と【両刀技構成】の完成度は非常に高く、ポテンシャルを感じさせる内容です。
メガエンブオーに愛着がある方、そして「かたやぶり」のメタ性能を活かしたい方は、ぜひこのライバロリ式調整をベースに「エンブオー救済」に挑んでみてください。

